2015年11月にオープン。
老舗店舗が並ぶマルシン市場で、一際目を引く可愛らしいパン屋さん。
女性店主の森さんがお一人で切り盛りされています。
同市場内にある鶏屋「河芳」がご実家とのこと。そこで、趣味で作っていたパンを置いていたことがきっかけで、
お客さんが付くようになり、満を持して店舗を構えました。
メイン商品の「キューブパン」を始め、日替わりでベーグルやドーナツなど数種類のパンが並びます。
また、自家製のケーキや焼き菓子も人気の品々です。

毎朝、市場内を通って「おはようございます！」夕方には「ただいま！」と帰って来る地元の小学生たち。
そんな姿が日常のこの場所が、森さんはとても良い環境だと言います。
「子供達の元気な姿を見たり、美味しいと言ってパンを食べてくれることは嬉しいですね。」
昔ながらの親しみある光景が心和むのだそう。

そんな場所で”市場のパン屋さん”らしく、その日オススメのパンや
美味しい食べ方など、いつも明るい笑顔で接客する姿に、シニア世代から若い世代まで、たくさんのお客さんが訪れ活気を生んでいます。
「ハード系は置いていません。もっちり柔らかく、おじいちゃん、おばあちゃんたちも食べやすい、食べきりサイズを作っています。」と
お客さん目線で作られていることも人気の理由です。

「いろんな方にこの場所を知ってもらうきっかけになれば」と県内外のイベント出店にも精力的に活動中。
次代を担う若い力。ぜひ応援したい一店舗です。